2003年 NDP公開シンポジウム

「投薬事故をなくすために医療の質・安全向上のための病院合同改善プロジェクトの報告

 

日時: 平成15412() 9301630

場所: 学士会館(東京都千代田区神田錦町、03-3292-5931

主催: NDP(医療のTQM実証プロジェクト)実行委員会

    (厚労科学研究「医療提供システムの総合的質管理手法に関する研究」班)

参加費: 無料 (懇親会2000円、資料代2000円)

プログラム

930      開会

◇「医療の安全を確保するためにいま何をしなければならないか」・・・新木一弘氏 (厚生労働省医療安全推進室室長) 

◇「NDP病院合同改善プロジェクトの目的と活動の概要」 ・・・上原鳴夫氏 (東北大学大学院教授)

◇ パネル(1「医療安全を進める組織体制と組織能力」

基調報告と司会:

三宅祥三 (武蔵野赤十字病院院長)、飯塚悦功氏(東京大学大学院教授)

事例発表:

宝生会PL病院 (TQM体制における安全の取組み)

 

佐久総合病院 (事例分析の体制と進め方)

 

国立仙台病院 (QCサークル活動と安全の取り組み)

◇ 「ピッカー方式による患者さんの医療評価(予備調査)」・・・瀬尾隆氏(医学ジャーナリスト協会幹事)

◇ 「事例分析ツール“CLIP”の開発」・・・河野龍太郎氏(東京電力技術開発研究所収監研究員)

       パネル(2「インスリン治療の安全管理」

基調報告と司会:

菅野一男氏(武蔵野赤十字病院内科部長)、棟近雅彦氏(早稲田大学教授)

事例発表とパネル討議:

麻生飯塚病院、東北大病院、佐久総合病院、国立仙台病院、宝生会PL病院

 

(スライディング・スケールの標準化、U-40からU-100へ(杉山氏) ほか)

       パネル(3「危険薬の誤投与の防止」

基調報告と司会:

高橋英夫氏 (名古屋大学大学院助教授)河野龍太郎氏

事例発表とパネル討議:

成田赤十字病院、東北大学病院、神鋼加古川病院、武蔵野赤十字病院、水島中央病院、国保藤沢町民病院、国立仙台病院、麻生飯塚病院

 

(危険薬の管理、カテコラミン投薬指示の標準化、投薬指示記載方法の統一、ユニット・ドース・システム、高濃度カリウム製剤病棟保管中止、投薬安全ハンドブック、ほか)

安全のためには規制が必要(棟近氏)、紛らわしい薬と危険薬(我妻氏)、間違いやすい医薬品の誤投与の例(我妻氏)

◇ NDPからのアピール:「間違いやすい医薬品等製品の改善に関する関連業界への要望」

◇ 総括  飯塚悦功氏(東京大学大学院教授)

16:30 閉会

16:3018:00  懇親会(2000円)

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